春の高山祭り 2008


 春の高山祭りは、日枝神社(山王さま)の例祭です。
 行事は3月1日の抽せん祭から始まり、ここで祭礼当日の屋台曳行順序が決められます。例祭は4月14日の試楽祭(しがくさい)、15日の本楽祭(ほんがくさい)があり、本楽祭では午前から御旅所前広場をはじめ所定の場所に曳き揃えられた12台の屋台のうち、御旅所前広場では三番叟(さんばそう)、龍神台、石橋台(しゃっきょうたい)の3台によるからくり人形の技が披露されます。
 ご分霊は、正午、御旅所にて発御祭を執り行ったのち出発し、試楽祭の行列に屋台の台名旗を立てた代車を合せて、氏子中を進行後、本社にもどり還御祭が行われる。
 今回はこの本楽祭の様子をご紹介します。

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高山へ向かう途中の景色です。まだ、所々で雪が見られました。
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御旅所前(陣屋前広場)の様子です。
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御旅所。まもなく、御巡幸が出発します。
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 順道場(じゅんどうば)
 祭礼初日の夜12台の屋台が町内を練り動きます。各屋台は太々神楽(だいだいかぐら)を奏でる神楽台を先頭に所定の道順を曳き回し、最後に、順道場と言うところに到着します。ここでは、大締(年行司)が詰めており、各屋台組の代表は、調印式に望みます。調印が済んだ屋台組へはお酒が振舞われ、この調印式が済んだ屋台組から順番に引き分かれとなり、各屋台組に帰って行きます。
 そのときに歌われるのが「高い山」という歌です。
 「高いやまから、谷底見ればよ〜。瓜やなすびの花盛り。あれもよい、よいよい。これもよいよいよい。」 という歌を歌いながら、各屋台蔵へ帰って行きます。それで、夜祭は終わります。
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神楽臺の奏でる笛や太鼓に合わせて神楽が舞われていました。
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飛騨匠 韓志和(木鶴大明神)像
 飛騨匠の一人として伝えられる彫刻の名手で平安時代初期に自作の木鶴に乗り唐土(中国)に渡ったと伝えられる伝説上の人物。
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お土産物やさんで売られている屋台の模型。これは安い方です。
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当番飾り
 屋台や山車を曳く祭りには車宿・総会所・町会所・詰め所などの会所を設けていますが、高山では当番飾りというところが会所となっています。屋台組では飾り付けをする家の店先の格子を外し、青竹で囲いを作り、祭神(御幣や屋台人形)を祭って水引き幕を張り献灯を建てます。祭神には御酒・塩・米・山の幸・海の幸を供え、屋台組の人々はこの家の前を通る時には青竹の垣の外から拝礼をします。又御神幸行列が当番飾りの前にさしかかると、大太神楽の囃子に合わせて獅子舞が奉納されます。
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さんまち通り。こちらには6台の屋台が曳き揃えられています。
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少し曲がるときはこの棒で少しずつ向きを変え、大きく曲がるときは3輪になって向きを変えます。この舵をとる人を「大でこ」というそうで、後の人とは衣装が違います。
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屋台を動かすのは5.6人、多くても10人くらいです。
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ほとんどがこんな狭いところです。いまにも屋根が当たりそうです。
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朱色の中橋、桜、屋台。よく紹介される風景です。
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高山の町ではこんな風景もよく見られます。
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